熱中症に有効な対策や心構え。症状の出る前のサインを徹底解説。

生活・文化

地球温暖化の影響により、近年の猛暑は世界中で耐え難いほど体に堪えます。今や熱中症は他人ごとではありません。年々日本の夏も例外なく熱中症のリスクが高まっています。誰もが熱中症に有効な対策や心構えを認識することが大切で、症状の出る前のサインも見逃してはなりません。

近年の気温の上昇の原因

まず始めに何故、気温上昇が続いているのか。

気温上昇が続くと言うより、毎年、新記録とメディアで放送されています。

 

気温の上昇は「地球温暖化」の影響と言われていますが、地球温暖化の原因はなにか。

その主な要因は、人間が暮らしていく中で排出される「温室効果ガス」の急激な増加です。

 

温室効果ガス(GHG)とは、皆さんも よく耳にする言葉だと思いますが、二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、フロンなどです。

これらの物質は本来、地球の大気中にあり、地球の気温を保つために欠かせないものなのです。

それが人間活動によってガスが増え過ぎることで、熱が宇宙に逃げにくくなり、結果として地球の平均気温が上昇することに繋がっているのです。

近年、日本においても気象庁が40度超えに対応した新基準として「酷暑日」が作られましたよね。

2007年に最高気温が35℃以上を「猛暑日」と新設され、

2026年には40℃以上を「酷暑日」として追加されたのですよ。

猛暑日と酷暑日との気温差は 5℃ですが、宇宙年表から考えれば たった19年で 5℃の上昇は異常としか言いようがないのです。

 

熱中症に有効な対策や心構え

私たちは「地球温暖化」の現実を知っても、日々の生活を送らなければなりません。

「猛暑」「酷暑」に耐えなければならないのです。

 

近年、夏に近づくほど、熱中症で搬送されたニュースを良く耳にします。

畑仕事の途中で、体育際の練習中に、家の中で・・・。

今や日本中とこにいても熱中症のリスクがあるのです。

 

近年の熱中症への意識の高まりから、色々な熱中症対策はされてきていますが、人間には個々の違いがあり、すべての対策は万全ではありません。

 

私たちは熱中症に対して、最低限「自分で自分の身を守る」対策を持つ必要があるのです。

 

【自身でできる熱中症対策】

ここ数年よく言われるようになった、気象予報士などがよく言っている「暑熱順化(しょねつじゅんか)」です。

これは体が熱さに順応していなくて、汗をかきにくい状況を改善することです。

 

人間は汗をかくことで、皮膚の表面の汗が気化するときの気化熱が体温を下げる効果が大きいので、暑熱順化とは、汗をかきやすい状態の体にすることなのです。

 

「暑熱順化」は熱中症対策の有効な手段です。

 

では、効果的な「暑熱順化」の体つくりとは・・・

  • ウォーキングやジョギングなどの軽い運動を20~30分程度で汗をかく。
  • 熱いからといってシャワーで済ませず、10分程度の入浴(38~40℃)で汗をかく。
  • 日常の活動で適度の汗をかく習慣をつける。

一般的に数日~2週間程度で効果が表れます。

無理の無い程度に複合的におこなうことをお勧めします。

早い話が、常日頃から汗をかく習慣を心がけましょうってことです。

もちろん、睡眠不足や栄養不足をさけ、水分補給をこまめに行うことも心がけましょう。

 

今までは内面的な対処法ですが、当然ながら直射日光を浴びる日中の外出には、帽子も効果がありますが日傘がベストです。

帽子の場合、空間が狭い帽子の中の温度は高温になりますが、日傘の場合は関係ありません。

 

帽子なら つばの大きい方が有効です。

 

日傘は出来れば外側が明るい色(ホワイト、シルバーなど)、内側が暗い色が有効です。

外側は明るい色で光を反射し、内側も明るい色だと地面からの反射光があるので、内側は暗い色で光の反射を抑える方が効果が大です。

服装も出来るだけ風通しの良いものを着用することをお勧めします。

 

心構えとして、基本は毎日の健康管理が第一になります。寝不足や疲労状態だと熱中症のリスクがより高まりますので。

 

熱中症の症状が出る前のサインを見逃すな!

熱中症の症状を見逃さないことは自分を助けることになり、そのサインを知ることで他の人が熱中症になることを事前に防ぐことにも繋がります。

注意したいのは熱中症の原因が気温の上昇によるものだけではないのです。

「湿度」が高いことも大いに熱中症のリスクを高めます。

湿度が高いと、かいた汗が蒸発しにくくなり、気化熱効率が悪くなるため、結果的に体温が上昇し熱中症にかかりやすくなります。

 

もうひとつ注意したいのが住居です。

家の中は太陽光が直接当たることがないので油断しがちですが気を付けなければなりません。

救急搬送の多くは自宅内での熱中症です。

 

家の中では油断してしまいますよね。

でも家の中は直射日光が無くても日差しが入り高温になり湿度も高くなりがちです。

また室内なので、のどの渇きも感じにくくなります。

特に高齢者の方は『これくらいは大丈夫』と、つい我慢をしてしまいがちですが、決して無理をせずエアコンで快適な空間を作ることをお勧めします。

 

熱中症は初期の段階で気づいて対処することが重要です。

 

熱中症の兆候とは、次にあげる症状が主になります。

  • めまいや立ちくらみ
  • 顔がほてる
  • 筋肉のけいれん(主に足がつるなど)
  • 疲労感(だるさ)
  • 頭痛
  • 大量の汗をかく(逆に汗が止まることもある)

炎天下での作業やスポーツをしているときは、どの症状をとっても当てはまるような気がしますよね。

 

勘違いしないで下さい。

現代の気温上昇がもたらす影響は、確実に私たちの体も心も蝕むほど強烈です。

 

自分自身の体調管理が一番の対策で、睡眠・栄養・水分補給を怠ることなく、決して『大丈夫だろう』過信しない心がけが重要です。

地球温暖化は人類がもたらした人災なのかも知れませんが、私たちの日々の生活の温暖化は、自然が相手なのですから。

おわり

 

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