エアコンの新基準とは?機能・容量・家の気密性から選び方を徹底解説

生活・文化

エアコン選びは、畳数だけで決める時代ではありません。新基準の省エネ性能や便利な機能、適切な容量に加え、家の気密性・断熱性も快適さを左右する重要なポイントです。この記事では、失敗しないエアコン選びのコツをわかりやすく解説します。

エアコンの新基準

2027年4月より、経済産業省の省エネ法に基づくエアコンの新たな省エネ基準(トップランナー基準)がスタートします。

これに伴い、基準を満たさない安価なスタンダードモデルが製造・販売できなくなるため、本体価格の上昇や買い替え時期の混雑が懸念されています。

 

エアコンのトップランナー基準とは。

省エネに基づき、市販されている製品の中で最も省エネ性能が優れている機器の数値を目標基準値として設定し、メーカーにその達成を義務付ける制度です。

 

エアコンの省エネ性能は、1年間に必要な冷暖房能力を消費電力量で割ったAPF(通年エネルギー消費効率)という数値で評価されます

トップランナー基準では、このAPFにおいて各メーカーが目標年度までに規定の数値を加重平均で達成することが求められます。

 

日本では「2050年のカーボンニュートラル実現」に向け、2022年に家庭用エアコンの省エネ目標基準が大幅に改正されたことにより、壁掛形エアコンの場合、 2027年度以降が目標年度となります。

目標値とは、現行基準から約30%~35%の高率効果が求められており、エアコンの『2027年問題」とされています。

日本に於ける「2050年のカーボンニュートラル実現」を目標にすることになったかと言うと、

2015年にフランス・パリで開催された国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で採択された「パリ協定」が大きな契機となっています。

 

壁掛形以外のエアコンについては、2029年度以降が目標年度になっています。

 

 

では、私たち一般消費者へはどういった影響がでるのでしょう。

 

エアコンのメーカーは、基準を満たす高効率な製品を製造するため、大型の熱交換器や高性能なコンプレッサーの搭載が必要となります。

そのため、エアコン本体の価格が上昇する傾向にありますが、長期的には電気代の削減(ランニングコストの低減)につながるメリットもあります。

新基準を満たしたエアコンの方が省エネ性能が高いため、新基準を満たしていない旧型モデルの方がランニングコスト(電気代)は高くつく試算もあります。

 

エアコンのメーカーの標準使用期間は約10年を設定していることが多く、日本における家庭用壁掛形エアコンの平均寿命は、約10年~14年が目安です。

 

長期的な電気代のメリットとがあるとはいえ、イニシャルコストが高くつくのはお財布に応えますよね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました